おじさんがおじさんになるまでの話

おじさんは昔おじさんではなかった。それどころか、男の子でさえなかった。男の子に生まれなかったおじさんが、いかにしておじさんになったかを少しずつお話ししていきます。

仕事

かたちに残る仕事〔個人史31〕

ごきげんよう、割りと元気な病人のおじさんです。 前回は、若かりし頃のおじさんが運の巡りに恵まれず、自殺企途をしたというお話をしました。人間というのはかんたんには死なないようにできているのですね。だからこそおじさんは自殺を果たした人はすごいと…

そろそろおじさんになる頃〔個人史26〕

ごきげんよう、島田珠代姐さんと同い年のおじさんです。大好き珠代姐さん。 おじさんの人生の転機である精神科入院とその周辺のお話をして参りまして、そろそろそれもおしまいに近づいております。そして、そろそろ「おじさん」と呼ばれる年令になりつつある…

アルバイトで学んだこと〔個人史13〕

ごきげんよう、「眼鏡を外すと目が数字の『3』になる人」になってみたいおじさんです。 前々々回の予告を前回で果たすという周回遅れの展開で前回は仕分けアルバイトの面接のお話をしました。というこの一文は多めに押韻していてラップのようでいいでしょ? …